自動運転技術に対する期待が高まる中、地域限定型のレベル4自動運転移動サービス(以下、自動運転サービス)の全国展開・実装を目指す動きが見られる。
自動運転サービスの社会実装には、遠隔監視システムなどの通信システムが欠かせず、通信システムの要件を社会実証により検証することが必要だ。
こうした中、株式会社三菱総合研究所(以下 MRI)は、総務省の地域デジタル基盤活用推進事業の管理事業者として選定され、遠隔監視システムおよび、その他の安全な自動運転に必要な通信システムの要件を社会実証により検証し、地域限定型のレベル4自動運転移動サービスの社会実装を支援すると発表した。
今回の事業では、自動運転サービスを支援する通信システムの要件や信頼性保証等について、調査・分析を行うほか、自動運転サービスを導入しようとする地域や事業者等が参照するモデル集を作成する。
また、上記検討のため、特性の異なる全国5~10程度の地域を対象に、各地域における自動運転サービスの実現に向け、課題の対応策を実環境において実証する。
MRIは、調査・分析および実証を行う民間企業や地方公共団体などによる、コンソーシアムの公募・選定・管理を行うとしている。
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