マッピングおよびナビゲーションを扱うオランダのグループであるTomTom(TOM2)とNVIDIAは、自動運転車向けCloud-to-Carマッピング・システムを構築するための人工知能の開発に向け、提携することを発表した。
TomTomのHDマップ対象エリアは広範囲に及び、すでに12万kmを超える幹線道路や高速道路に広がっているが、この協業により、その対象エリアとNVIDIA DRIVE™ PX 2コンピューティング・プラットフォームが組み合わされる。この2つを組み合わせたソリューションにより、幹線道路の運転に対し、車載されるリアルタイムの位置特定機能およびマッピング機能のサポートが加速される。
NVIDIA DriveWorksソフトウェア開発キットには、TomTomのHDマッピング環境向けサポートが組み込まれた。自律走行車を開発するすべての自動車メーカおよびティア1サプライヤは、オープン・ソリューションを利用できる。
TomTomの自律走行部門を率いるウィレム・ストリボッシュ(Willem Strijbosch)氏は、次のように述べている。「当社のきわめて正確なHDマップとNVIDIAの自動運転車プラットフォームを組み合わせれば、自動車メーカに対して新しい機能をより迅速に提案でき、その結果、自律走行の商用化を早めることができるでしょう」
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