空飛ぶクルマの開発活動”CARTIVATOR(カーティベーター)”を運営する一般社団法人CARTIVATOR Resource Management(以下、CARTIVATOR)は、愛知・東京の2か所に開発拠点の設置を決定した。愛知拠点は豊田市の支援により、東京拠点は富士通株式会社とテックショップジャパン株式会社の支援により実現した。
愛知での活動は、9月17日に開所する「豊田市ものづくり創造拠点SENTAN」に拠点を設置する。同拠点では、CARTIVATORのメイン開発拠点として、試作機の製作・保管・メンテナンスなどの機体開発をはじめ、定例会や報告会などを開催する。
一方、東京での活動は、テックショップジャパン株式会社が運営する会員制オープンアクセス型DIY工房「TechShop Tokyo」に拠点を設置する。同拠点では、技術開発促進の重要拠点として、部品など試作品の製作をはじめ、定例会や報告会などを開催する。
また、CARTIVATORは、今回の支援による活動拠点設置に先立ち、1/1スケール試作機である「SkyDrive SD-01」の設計を固めたという。「子供たちにも分かりやすい近未来スタイルのクルマ」をテーマに、ドライブモード時は四隅に張り出したフェンダーが自動車を連想させ、飛行モード時はフェンダーが変形してプロペラとなり浮上する『変形』仕様を提案する。
【関連リンク】
・「豊田市ものづくり創造拠点SENTAN」
・カーティベーター(CARTIVATOR)
・富士通(FUJITSU)
・テックショップジャパン(TechShop)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。