BlackBerryとQualcommの子会社であるQualcomm Technologiesは本日、次世代コネクテッド・カーに対応した車載プラットフォームの開発と生産に関する戦略的提携を発表した。
非独占的な提携関係の一環として、両社は今回、BlackBerryのQNXソフトウェアを利用し、Qualcomm Technologies社の特定のハードウェアプラットフォームを最適化することで合意した。
対象用途には、仮想コックピット・コントローラー (VCC)、e-CallやセルラーベースのC-V2X技術、電子制御ゲートウェイ、デジタルインスツルメントクラスタ、インフォテイメント・システムなどが挙げられる。
さらに、車載プラットフォームを迅速かつ高いコスト効率で提供するという、両社の取り組みを後押しするものとして、両社は、特定のQualcomm Snapdragonモデムでの利用を対象に、BlackBerryの無線 (OTA) ソフトウェアとBlackBerry のセキュアな認証マネージメント (Secure Credential Management; SCM) サービスを最適化する点でも合意した。
【関連リンク】
・ブラックベリー(BlackBerry)
・クアルコム(Qualcomm)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。