株式会社デンソーは、AIを活用したManaged MaaS(Mobility-as-a-Service)システムを開発する米国のベンチャー企業ActiveScaler社に出資した。
同出資によりデンソーは、サービスニーズの多様化と効率化への対応が求められるフリート事業者(タクシー・トラックなどの商用車両運用事業者)が、新しいサービスを迅速に開発し市場展開できるよう推進するとしている。
ActiveScalerは同出資により、MaaS運用に必要なシステムを一元的に提供するManaged MaaSシステム開発を加速させる。
ソフトウエアやハードウエアのコスト増、システム統合の複雑化など、クローズドシステム特有の従来型フリート管理システムの課題を解決する、拡張性とモジュール性に優れたアーキテクチャを開発。
ActiveScalerはこれにより、ライドシェアなどの新しいモビリティサービスを手掛ける事業者のビジネスニーズにも対応した、シンプルなシステム実装を実現し、フリート事業者の新サービス開発と、持続可能な事業戦略を支援するとしている。
【関連リンク】
・デンソー(DENSO)
・ActiveScaler
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。