株式会社ZMPは、日の丸交通株式会社とともに、東京都事業である『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト』に選定された。
本プロジェクトは、ZMPが開発した自動運転車両RoboCar® MiniVanを用い、タクシー事業者として日の丸交通が自動運転タクシーを走行させ、需要の多い都心部路線でのドライバー不足の解消等の活用策や、ICT技術を活用した配車サービスを検証する。本プロジェクトの内容については、7月18日より開催される「第10回 ZMPフォーラム」の第1日目に発表される。
実証実験概要
概要:スマートフォンを活用し、自動運転タクシーの予約、配車、料金決済等を行う。自動運転タクシーは、車線変更や右左折、停止等をすべてシステムが自動で操作(緊急時のみ人が介入)を行う。
実施予定箇所:千代田区~港区
ZMPは、2014 年に愛知県の公道でドライバーが乗車した状態での自動運転の実証実験を開始、その後、オフィスのある東京都文京区、そして、2020年に向けて交通量が非常に多いお台場等の環境においてレーンチェンジや交差点右左折などの機能の検証を行ってきた。昨年12月には、全国初となる運転席にドライバーが乗車していない状態での公道実証実験を、東京自動走行ワンストップセンターの支援を受けて実施される第1号の実証実験として行った。
ZMPは、2017年6月に自動運転タクシーの実現に向けて日の丸交通と協業を開始、自動運転技術の開発とともにサービスの開発と実証を進めている。ZMPは、今回の実証実験で得られた知見を活用し、更なる技術開発と安全性向上を行い、2020年の自動運転タクシーの実現を目指していく。
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