食品向け画像異物検査システム
この展示は、学習能力がついた、画像認識機械だ。食品に髪の毛が付いていたりしないかを検査するものとなる。
弁当のおかず詰め込みロボット
コンビニの弁当で、おかずをロボットで詰め込む場合、食品衛生法上1つのハンドでは1つのおかずしか掴めないので、ハンドを切り替えながら詰めなければならない。
また、お弁当は、固形のものばかりではなく、ひじきやキャベツなど、グラムで乗せるものに対して重さで測り、詰めていく必要がある。そこで、ロボットアームの上部にロードセルがついていて、持ったものの重さを常に測っているのだ。
食品産業における、自動化のニーズは、労働環境が非常に厳しいことに起因する。お弁当やおにぎりを詰めている工場というのは、通常冷蔵庫くらいの気温となる。また、深夜・早朝の出荷にあわせた生産も多くシフト制を採用している工場も多い。
労働環境が過酷なため、どんどん労働者が集まらなくなってきていて、自動化が必要となっているのだ。
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