ファクトリービルダーである、FAプロダクツがプロデュースする、最新の製造業におけるロボット利活用が見られる施設、「スマラボ」。この施設を見ることで、前編で紹介したファクトリービルダーが考える、製造設備の在り方を具体的に見ながら、実態に合わせた検討・検証ができるという。
今回、この施設をIoTNEWSの八子と小泉が訪問して、スマラボをオフィスエフエイコム、ロボコムと共同運営するFAプロダクツ代表取締役会長の天野眞也 氏と、高見守 氏にお話を伺ってきた。
カゴ車デパレタイジングシステム
これはいわゆる「自動荷下ろし機」だ。段ボールのサイズや置き場所がランダムであっても、カゴ車デパレタイジングシステムの上についているサイズや場所がランダムであってもカメラで判断し軌跡を自動計算し、掴んで運ぶことができる。
これでシステム的には3千万円くらいで組めて、人だと1時間600個運べるところ、このシステムでは400個ぐらいとなるので、投資対効果合わないと思われる方もいる。しかし、ペットボトルや缶などの箱を移動するになると、10何キロという、人が持つには重いものに使うにはとても実用的だ。
今後、数がでれば今後価格も下がっていく見込みがあるということだ。
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