イーソル株式会社とセンサーメーカーの山本電機工業株式会社、通信モジュールメーカーの日米電子株式会社の3社は、IoTを活用したタンク残量管理ソリューションを共同で開発、ユーザで稼働開始したことを発表した。
同ソリューションは、工場や製造現場にあるタンク残量を、人手を介さず情報を収集・共有化できるIoTソリューションをセンサー~通信モジュール~クラウドまでを、イーソルがワンストップで提供するものである。設置する機器とクラウドを組み合わせたパッケージ化により、低コスト・短期稼働を実現した。
タンク残量計測は静電容量式の他、超音波式、圧力式等、使用環境に応じたセンサーにて提案される。計測器は既存タンクへの設置が可能なため、導入時期を選ばないことは大きな特長である。合わせて、タンク充填日時の反映により綿密なデータの管理、通信制御用のバッテリー残量確認なども行え、現場の負担を軽減する。
今回、センサーによる管理を行うことで、これまで人的作業で行ってきたタンクの巡回・検量・集計作業が省力化され、高所などの危険な箇所への巡回が回避されるなどの人手に係る作業の効率化・安全化を図ることができる。
また、データの集計によりタンクの量が可視化されることで、発注、手配業務の効率UP、発注ミスの未然防止などの業務改善に役立つ。資材の輸送については、無駄な配送業務が減り、必要なところに必要なだけ適切かつ効率的な輸送が行えることで、運用コスト削減に貢献する。
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