フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(以下、FFPA)は、製造現場で混在して利用されている多様な無線システムの安定化を図るために必要な通信規格の技術仕様を策定した。同技術仕様では、SRF無線プラットフォームの機能、インターフェースを規定して、製造現場に混在している多様な世代、規格、メーカーの無線システムが共存・協調できる仕組みを実現する。
同技術仕様は、国立研究開発法人情報通信研究機構の提案によるSRF無線プラットフォームを規格として策定された。同プラットフォームは、多種多様な無線機器や設備を繋ぎ、安定に動作させるためのシステム構成だ。適用することで、マルチベンダーの機器で構成される工場ネットワークでも安定した無線通信を利用することができ、製造現場の様々な情報の可視化と統合管理を容易に実現することができる。
FFPAは、同技術仕様を参照できるAdopter会員の募集を本日から開始した。会員は、技術仕様の参照の他、技術仕様に基づく製品の製造や販売、2020年中ごろを目途に開始する認証プログラムへの参加が可能となる。
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