物流業界では、労働人口が減少する一方で、ニーズの多様化に適応したギフト商品、アソート商品などの需要は伸びており、労働需給にギャップが発生している。
そこでキリンホールディングス株式会社は、これまで手作業で対応していたギフト商品などの「商品詰め合わせ・加工作業」において、独自に開発したロボットを活用する実証実験を、4月23日(金)〜5月18日(火)の期間実施することを発表した。
キリンホールディングスが行っている「商品詰め合わせ・加工作業」の半数以上は「ギフト商品」が占めており、ギフト商品の加工作業は多くの人手を要する。
そこで今回の実証実験では、ギフト商品約30,000セットの箱詰め・加工作業の一部である内箱形成作業を、独自に開発したロボットシステムとロボットで自動化していく。この際使用される内箱はロボットが容易に成形できる内箱を利用する。(トップ画)
今後は内箱の折り込み作業や、ギフト商品の詰め合せ作業、加工済商品をパレットに積み上げる重労働などを自動化することで、約50%の作業効率化を目指すとしている。
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