粉体製造業の現場では、多様な粉体を扱っており、秤量の自動化が難しいことが課題となっていた。これまでは粉の特性を理解した上で秤量する必要があるため、手作業もしくは専用機が必要であった。
そこで株式会社エクサウィザーズは、同社が提供するプログラミング不要のロボット自動学習システム「COREVERY」を用いて、粉体製造業の現場向け秤量自動化AIシステムを開発した。
今回開発された秤量自動化AIシステムでは、「掬い取り制御」と「振り落とし制御」の2つの動きをロボットに学習させることで、多様な粉体秤量が可能となった。
また同システムを、株式会社ツムラの漢方薬における品質試験作業の効率化に向け、試験導入したことを発表した。2021年度研究開発部門の試験導入を皮切りに、2022年度中に漢方薬生産施設での導入を目指すという。
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