一言で「キケンな現場」といっても工場によって、様々な様態がある。化学工場やプラントなどで漏れ出た可燃性ガス・蒸気が空気と混合し、爆発に至る恐れのある場所や、1000度を越える超高温のワークを扱う工場、人が立ち入ることが出来ない「危険場所」の状況は各工場により全く異なる。
株式会社コスモ技研は、「危険物・重量物・高温・防爆仕様」に特化したロボットシステムを開発した。
元々、次世代スマート工場の構築を構想設計から担うロボットSIerで、FAに関する分野を自社でカバーすることができる。また、AI、IoT、ビッグデータを活用し、自動化設備の上位にあたる情報系システム(製造管理システムなど)の提案、構築も行なっている。
同ロボットを活用することで、例えば約700kgの重量物製品をロボットで自由自在にハンドリングしたり、約1200度の高温製品をハンドリングすることができる。また、画像処理とビジュアルトラッキングによる高速移載システムや多軸制御を行うロボットシステムなども対応可能としているほか、2Dと3Dのカメラを組合せて多種多様な形状のワークをバラ積みピッキングするシステムも構築するとした。
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