株式会社アラヤは、食品製造の現場において、従来の検査機では検出が難しかった「毛髪混入」に対応できる外観検査AIソフト「InspectAI」を提供している。しかし、これまでは製品ごとにAIを学習させる必要があったため、事前検証や導入に時間を要していた。
そこでアラヤは本日、「InspectAI」アップデートし、製品ごとの学習無しに様々な食品中の毛髪混入を検査することが可能なソフトを提供開始したことを発表した。
今回のアップデートにより、製品ごとに学習することなく、様々な食品中の毛髪を検出することが可能となった。これにより、例えば同一の製造ラインで複数の製品を作る場合や、新製品・内容物の変更にも、柔軟に対応することができる。
また、食品製造業向けに無償トライアルサービスを開始。毛髪が混入した製品の画像(スマホ等で撮影したもので可)を送信すると、数日で検査結果レポートが返ってくる。
なお、2022年9月28〜30日に東京ビッグサイトで行われる「フードファクトリー2022」にて、様々な食品中の毛髪を検出するデモを展示する。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。