i-PRO株式会社は、エッジAI小型ネットワークカメラ「i-PRO mini」が、株式会社デンソーの自動車部品製造における外観検査工程でのAI分析導入に向けた検証実験に採用されたことを発表した。
i-PRO miniは、ハイエンドモデル同等性能のAIプロセッサを、名刺大のボディに搭載したネットワークカメラだ。
カメラ本体でエッジAI処理を行うことができ、ネットワークやシステムの負荷軽減につなげることが可能。最大3つのAIアプリケーションをインストールして、用途に応じた機能を付与させることができる。
デンソーでは、自動車部品製造の最終外観検査工程における一連の標準作業のばらつきの低減や、作業品質の向上、不安全作業の検知による職場災害の未然防止を目的として、ブレインズテクノロジー株式会社が開発した「Impulse 作業分析アプリケーション」を用いたAI分析の導入検討を行っていた。
そうした中、i-PROでは、AI画像解析の開発企業をサポートする専門部署を設けており、「Impulse作業分析アプリケーション」を「i-PRO mini」上で動作させる上での技術的アドバイスを行い、シンプルで安価なシステム構成の実現をサポートした。
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