パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、PPE)は、製造業向けのMES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)ソリューションとして、「MP-Connect(エムピイコネクト)」の提供を2023年4月から開始します。
「MP-Connect」は、MESの基幹となる、生産資源などの「工場管理」、生産の作業手配などの「作業指示」、工程管理などの「製品管理と制御」、在庫やエネルギー管理などの「スマート工場機能」を1つのソリューションとしてまとめている。
インターフェースは、ノーコード・ローコードで行えるため、老朽化に伴う設備入れ替えや、生産機種の変更・省人化などによる運用変化に対応し、追加や拡張をユーザ自身で実現することができる。
また、データの収集と見える化からはじめ、現場に合わせたステップアップ導入が可能。少額の投資で始められ、かつ成果が上がりやすい検討事項から着手することができる。
導入事例として、ドラム式洗濯機の製造工場であるパナソニック株式会社くらしアプライアンス社ランドリー・クリーナー事業部の製造ラインの新規立ち上げの例が挙げられている。(トップ画イメージ)
製造ラインの設備から自動で実績データ収集を行い、抜き取り検査や異常検知など、人作業や判断に関わる情報もデータを収集。そのデータを活用できる環境を構築した。
タブレット入力端末では、検査項目など、モノづくりの変化に対応できる入力設定機能が搭載され、データ分析においては、利用シーンに対応できるBI(Business Intelligence)ツールを導入している。
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