TISインテックグループのネクスウェイは4月14日、製造・卸売業向け買掛業務改善クラウドサービス「トッツゴー」で「クラウド請求書受領・明細突合サービス」の提供を開始すると発表した。
サービスでは「請求書の受取代行・請求内容のデータ化・自動突合」「不一致箇所の抽出」「不一致要因の特定・不一致明細のエクスポート」「電子保管対応」といった機能を提供する。
「請求書の受取代行・請求内容のデータ化・自動突合」は、多様な形式の請求書を、すべて一括集約し、受取状況、AI(人工知能)-OCRによるデータ化の進捗を一目で確認できる。ネクスウェイのBPOセンターで、請求書受取、郵送物の開封、請求書のPDF化、「トッツゴー」への登録まで実施。また、請求データと登録された仕入れ確定データから、鑑合計金額の突合と、明細単位の突合を独自のAIで実施する。
「不一致箇所の抽出」では、請求データと仕入れ確定データの自動突合を行い、不一致箇所の即時抽出が行える。「不一致要因の特定・不一致明細のエクスポート」は、不一致一覧を簡単ダウンロードが可能ほか、不一致の要因を特定する社内確認を迅速に実施できる。「電子保管対応」については、2024年1月から対応が必要とされる改正電子帳簿保存法の要件を満たした請求書の保管ができるようにした。
同社では今後、リアルタイム突合機能、締め日ごとの突合管理、支店単位の請求処理などの機能追加を10月に予定している。
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