株式会社シナモン(以下、シナモンAI)は、三菱瓦斯化学株式会社(以下、三菱ガス化学)の国内5工場に、シナモンのNLP技術(自然言語処理技術)を活用した事故・労災の削減、業務の効率化を推進する「KY(危険予知)サジェストシステム」を導入したことを発表した。
今回の三菱ガス化学とシナモンAIの取り組みは、当日行う業務の中からAIにより「作業」を抽出し、その作業に関連するヒヤリハット情報や事故労災情報をサジェストする。このサジェストされた事例を基に、KY活動を行うシステムを構築する。
「KY サジェストシステム」は、三菱ガス化学の新潟工場を導入のテスト工場とし、2020年4月に開発着手したAIモデルを、2021年9月より本番環境で運用開始し、国内5工場へ展開している。
なお、今回の「KY サジェストシステム」は、「Incident AI」をベースに、三菱ガス化学向けにカスタマイズしたものだ。
今後は、リスクアセスメント業務への適用も見込んだ機能拡張や、ChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)技術の活用も推進していくとしている。
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