株式会社ミスミグループ本社は、同社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」において、2024年1月20日から切削加工(角物)における研削およびバフ研磨の自動見積もり対応を2024年1月20日より開始する。
研削およびバフ研磨とは、表面加工の一種で、表面粗さの精度を上げるための加工だ。部品の摺動性向上、シール性向上、汚れ付着防止といった目的で行われる。
研削加工は、砥石を使って工作物を削る加工法で、高速回転する砥石を工作物に押し当て、工作物表面を少しずつ削る。切削加工などの最終仕上げとして使われる点も特徴だ。
それに対しバフ研磨加工は、布、皮、ウレタンなどで作られた「バフ」を回転させて金属の表面を研磨し滑らかにする加工である。
研削、バフ研磨は、切削角物の市場において全体のおよそ25%に相当しているため、「meviy」においても自動見積もり対応について多くのユーザから要望を受けていたのだという。
今回、高精度領域における自動見積もり機能の開発および生産体制の強化を行った結果、対応できるようになった。
これにより、これまで部品加工は「meviy」で行い、研削・バフ研磨は別途外注せざるを得なかった部品を、「meviy」で見積もりから発注まで手配できるようになった。
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