株式会社エム・ソフトは、デジタルツインで設備管理が可能なクラウドサービス「MONOLIST(モノリス)」の提供を開始した。
「MONOLIST」は、現場の情報を一元管理するデジタルツインプラットフォームだ。設備・機器・損傷などの情報(アイテム)をWeb上で登録・管理し、情報を可視化することができる。
アイテムの一括インポートやエクスポートも可能で、アイテムの親子構造による管理も機能も搭載しており、関連アイテムを整理することができる。
また、各アイテムの位置情報や参考写真、マニュアルを登録し、視覚的に整理できるほか、現場の3次元点群データと連携し、ブラウザ上で閲覧・共有が可能だ。
点群データ上で任意の箇所の距離・面積等を測定することができ、得られた測定データを作業計画やシミュレーションに活用することができる。
さらに、エム・ソフトが提供している、定修・保全業務をペーパーレス化するクラウドサービス「Check+」とも連携可能で、各アイテムの位置情報と紐づいた作業手順書の作成や、アイテムごとの作業記録の管理を容易に行うことができる。
なお「MONOLIST」は、ダイキン工業の化学事業部でプラントの定修のDXの取り組みの一つとして活用されている。既に一部のプラント内で効果の検証を行い、定修の品質向上と効率化の効果が確認されているとのことだ。
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