株式会社OptoCombは、従来は困難とされてきた、複雑な多面形状の3次元外観検査を短いタクトタイムで実現する、3次元AI外観検査装置「OptoComb AIC」シリーズをリリースした。
「OptoComb AIC」は、画像カメラ、光コム3次元センサ、AI、ルールベースの各技術を融合し、外観検査を行うことが可能な装置だ。
従来3次元センサだけでは4〜5分かかっていた検査が、「OptoComb AIC」によって4.5秒まで短縮することができたのだという。
これにより、検査自動化による省人化に加え、歩留まりの改善や前後工程へのフィードバックを行い右ことが可能だ。
ユースケースとしては、自動車エンジンやボディパネルなどの中・大型部品に対する3次元検査をはじめ、機電一体型電動部品の基板組付け後のハンダ検査や、コネクタ一体成型品のコネクタピン曲がりやピン高さ検査など、中、小型部品への適応も期待されている。
なお、「OptoComb AIC」シリーズは、画像カメラを登載した「OptoComb S」(トップ画左)と、ロボットアームに取り付けた「AIC R」(トップ画右)の2種類をラインナップしており、検査ヘッドシステムとしても提供可能だ。
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