株式会社設備保全総合研究所(以下、EML)は、同社が提供するプラント・工場特化型の設備保全管理クラウド「EMLink」の新機能となる「スマート点検機能」をリリースした。
「EMLink」は、プラント・工場に特化したデジタル設備台帳をベースに、保全履歴や、保全計画の統合管理が可能なクラウドシステムだ。
不具合の起票や、その対応指示、メンテナンス計画の作成と進捗管理、報告書の作成など、保全に関する業務全般のDX化を支援する。
今回発表された「スマート点検機能」では、ユーザが設計した点検帳票を基に、パソコンやiPad、iPhoneを用いて、現場の点検記録をデジタルデータとして入力することが可能だ。
iPad・iPhone向けアプリは、通信環境が無いオフラインでも使用できるほか、点検記録は「EMLink」内の設備台帳とシームレスにリンクされるため、記録の管理が簡素化される。
主な特徴として、現場でのデジタルチェックリスト活用、点検記録の一元集約と可視化、構造化データの蓄積、柔軟な点検チェックリスト設計などが挙げられている。
なお「EMLink」は、1事業所あたり最大50ユーザまでをサポートする基本プランを提供しており、製造、保全、生産管理を含む様々な部署で活用することが可能だ。
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