東芝インフラシステムズは、産業用コントローラをクラウド型で提供する「Meister Controller Cloud PLCパッケージ typeN1」の提供を開始した。
「Meister Controller Cloud PLCパッケージ typeN1」では、東芝インフラシステムズが独自開発したクラウド上で、制御プログラムを連続的に実行する制御コアやクラウド・エッジ間通信を活用している。
これにより、従来、現地で行われていた産業用コントローラによる制御系システムの構築・メンテナンス作業をクラウド上で完結することができる。
「Meister Controller Cloud PLCパッケージ typeN1」では、リモートでの運用保守に加え、製造現場での入出力データや設備稼働データなどの生データが、リアルタイムにクラウドに収集される。これにより、データを利活用した分析や新しいソリューションの創出にも役立てることができる。
また、自宅などでのPC操作が可能なほか、独自の通信プロトコルを導入しているのが特徴だ。
さらに、同社が提供する計装・制御システム向けクラウドエンジニアリング環境「Meister nV-Tools Cloud」のサービスを組み合わせることで、より複雑なシステム構築や制御、メンテナンスをリモートで実行することができるとのことだ。
なおこのサービスは、「計装クラウドサービス Meister Control シリーズ」の新ラインアップとして提供される。
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