上の画像を見てほしい。これは、Matterport(マーターポート)というサービスで取得した、3D映像だ。実際の工場にいると錯覚するレベルではないだろうか。
工場や物流センターのDXを考えた時、一つのテーマとして語られることが多いのが、遠隔監視や遠隔指示だ。
映像で、工場などの様子を捉え、本社などの遠隔地にいる熟練スタッフが現地のメンバーとやりとりをしながら問題解決を行う。
こういったことを実現する際、カメラの位置や光の加減などの影響で、細部がよく見えなかったり、細かいボタンなどを指し示すことが難しくなるケースがある。また、点群データでは設備のボタンや配線が分かりにくい。
一方、緻密な空間把握を行おうとすると、従来は高額な3Dスキャナー装置を購入する必要があった。
しかし、Matterportが導入されると、高額なカメラや3Dスキャナーが必要なくなるだけでなく、簡単に施設のデジタルツインを構成することができるようになるため、デジタル上で世界中の工場や物流倉庫のメンテナンス指示を行うことが可能となり、コスト削減だけでなく、事故が発生するリスクも低減することができるのだ。
以下のリンクから、Matterportのデジタルツインの具体的な事例が紹介された資料を無料でダウンロードすることができる。
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