JFEシステムズ株式会社は、自社開発の原価管理システム「J-CCOREs(ジェー・シー・コアーズ)」の新モデル、「J-CCOREs Basic」の提供を開始した。
「J-CCOREs」は、J-CCOREsは、プロセス型、組立て型ともに計算可能な計算モデル「ころがし計算」を採用した原価管理システムだ。
「ころがし計算」は、各製造工程の受払情報をもとに工程ごとの製造原価を算出し、工程ごとの製造原価をころがす(積み上げる)ことで、製品の製造原価を導出する計算手法だ。
鉄鋼、金属、化学、食品、製薬、半導体など製造業の企業へ向け、2006年に販売が開始された。
今回発表された新モデルは、原価管理システムを短期間で導入し、ランニングコストも抑えたい顧客に対する製品だ。
「J-CCOREs」フルスペック版の基本機能である原価計算・管理業務に特化した構成で、フルスペック版と同様に、実際原価計算制度に対応している。
なお、要望やヒアリングに基づき「J-CCOREs Basic」の適合診断を実施しているとのことだ。
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