BIPROGY、製造業の購買・調達管理SaaS「eBuyerBrains Plus」を提供開始

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BIPROGY株式会社は、SaaS型の購買・調達管理ソリューション「eBuyerBrains Plus(イーバイヤーブレインズ プラス)」の提供を、2025年7月14日から開始した。

「eBuyerBrains Plus」は、同社が提供している統合調達ソリューション「eBuyerBrains」の一部機能を強化した、製造業の調達・購買管理をサポートするSaaS型ソリューションだ。見積業務やサプライヤー選定などの業務に加え、周辺業務やバイヤー業務全体を支援する。

具体的には、見積価格の妥当性判断や、災害時におけるサプライチェーンの状況管理、サステナブル調達の観点からのサプライヤー調査などへ向けた機能を搭載している。なお、必要な機能のみを部分的に導入することも可能だ。

また、直接材の単価決定プロセス強化に加え、設備調達向け都度見積にも対応している。

量産単価見積もりと設備調達見積もり双方に対応した見積もり機能

さらに、直接材の単価見積や単価改定見積は、複数の部品が組み立てられた状態で納品される製品や部材であるAssy品や支給材にも対応しているほか、工事や役務を含む設備調達見積にも対応可能だ。

価格交渉に関しては、仕様パラメーター情報を活用し、価格の妥当性を視覚化するほか、重回帰分析による価格予測も可能だ。

コスト査定機能による価格の妥当性判断および単価予測機能

サプライヤー選定に対しても、サプライヤー評価に必要な情報収集をデジタル化し、属人化されているサプライヤー情報をシステムにより一元管理する。

サプライヤー情報の一元管理

加えて、定型フォーマット(API)によるインターフェースも用意されており、周辺システムとの連携も可能だ。

今後BIPROGYは、「eBuyerBrains Plus」を通じて製造業における調達業務の高度化や完成品の安定調達の実現を目指し、調達品目のCO2排出量可視化による環境への配慮を重視した取り組みも積極的に実施していくとしている。

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