株式会社デンソーウェーブは、新型高速スカラロボット『HSRシリーズ』(可搬8kgモデル)を2016年10月より発売する。
今回発売される『HSRシリーズ』は、実工程で求められる基本性能である「速く動き始める」、「速く動き続ける」、「正確に止まる」の3点の基本性能を極限まで追求し、本物の高速性を実現。従来、業界で指標とされていた、瞬間最大速度ではなく、CPM(Cycle Per Minute=1分間の仕事量)にこだわり、高速連続稼働を可能とし、さまざまな高速アプリケーションの対応に貢献する。
新型高速スカラロボット『HSRシリーズ』の特長は下記。
- 軽量化と機械構造の刷新による高速動作の実現
モータ配置などを抜本的に見直し、アーム先端の軽量化を最大限に実現。
さらに、放熱性を向上させ、実工程で求められる連続稼働による高速性を可能になった。 - 新型アーム設計による剛性強化で高可搬を実現
剛性強化した新型アームとシャフトの採用により、可搬質量8kgを実現。 - アーム先端の残留振動の低減
長年、ロボットを内製してきた同社独自のノウハウにより、機械設計と制御を高次元で連携。
アームの状態を動的に制御に反映させ、短時間でアーム先端の制振を可能。
発売は、下記の3タイプ。
・HSR048(アーム長480mm)
・HSR055(アーム長550mm)
・HSR065(アーム長650mm)
※3タイプ共、可搬質量8kg、発売は10月。
【関連リンク】
・デンソーウェーブ(DENSO WAVE)
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