FPTコーポレーション(以下、FPT)とシーメンスAG(以下、シーメンス)は、基本合意書を締結し、両社がさまざまな規模のグローバル顧客向けに、シーメンスのクラウドベースのオープンIoTオペレーティングシステムである「MindSphere」の活用と実装で協力することを発表した。
MindSphereは、クラウドプラットフォーム「SAP HANA」で動作し、近い将来AWSやAzureなど他のインフラストラクチャにも拡大される見込みだという。MindSphereは、機械製造業者およびプラント建設業者などインダストリアル企業の予測保守やデジタルツインの活用による製品と製造プロセスの最適化などデジタルサービスの基盤となるオペレーティングシステムとして設計されている。
基本合意書の枠内で、FPTとシーメンスは、リソース開発と共通サービスの提供において協力し、アジア太平洋地域(日本、シンガポール、ベトナム、マレーシア、韓国、オーストラリア)、ヨーロッパなど両社の存在感が高い地域でビジネスのデジタルトランスフォーメーションのグローバル展開を推進していくという。
今回の連携により、両社はIoTプラットフォームで多面的に協力し、FPT MindSphereはコンサルティング、アプリケーション開発、システムインテグレーション、テクノロジ開発、コネクティビティ開発など多数のカテゴリーに対応できるようになるとした。
【関連リンク】
・FPTソフトウェア(FPT Software)
・シーメンス(Siemens)
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