ファーウェイと米インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)は、「IIC-ファーウェイ エコシステムオープンラボ」を設置すると発表した。
産業インターネット分野において目標と関心を共有したファーウェイとIICは、中国・蘇州にあるファーウェイの拠点に産業ラボを設立し、スマートシティと交通分野における協業開始に向けてテストベッドを構築する計画だ。
その後、両者はエネルギーや製造などの産業分野へと協業を広げ、ファーウェイが世界各地に設置するオープンラボでの展開と推進を行い、産業インターネットエコシステムの発展を促していくという。
ファーウェイは既に法人顧客のニーズに焦点をあてた7か所のオープンラボを、中国・蘇州、ドイツ・ミュンヘン、メキシコ、シンガポール、アラブ首長国連邦・ドバイ、南アフリカ・ヨハネスブルク、タイ・バンコクに開設。今後3年間で約220億円を投資し、2019年末までにオープンラボを世界20拠点にまで拡大する予定だ。
【関連リンク】
・インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)
・ファーウェイ(Huawei/華為技術)
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。