ITソリューションプロバイダのNSW(日本システムウエア株式会社)は、AIソリューション「Toami Visionシリーズ」の第三弾として、AIを活用したアナログメーター自動分析サービス「MeterVision(メータービジョン)」の提供を本日より開始した。
工場や倉庫などの各種設備の点検業務においては、作業コストや点検員の高齢化に伴う人員不足、点検作業の負荷による読み取りミスなどの課題がある。
「MeterVision」は、各種設備のアナログメーターの値を自動で測定・分析することにより、点検作業における精度や作業スピードを向上し、効率化を支援する。
カメラの取り付けだけでデータを取得するため、インターネットにつなげられない既存の古い設備なども自動測定が可能。読み取った値はNSWが提供するIoTクラウドプラットフォーム「Toami」で収集することにより、データの蓄積や履歴管理、分析ができる。
「MeterVision」の特徴は以下の通りだ。
- カメラで撮影し自動で読み取り可能。
- カメラによるデータ収集とAIによる自動測定で可視化を実現。
- 常時数値を読み取ることでリアルタイムに異常検知が可能。
- 点在している工場の集中監視が可能なため、監視員の作業負荷を低減。
- 検針だけでなく色や文字も認識可能なため、様々な形式のアナログメーターに対応。
- 顧客の設備に合わせたチューニングを実施。
NSWは、次の展開として、カメラ画像から人の属性(性別や年齢など)や視線を読み取り、店舗運営や設計に活用できる「FaceVision(フェイスビジョン)」の提供を予定しているという。
【関連リンク】
・日本システムウエア(NSW)
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