作業工具メーカーの京都機械工具株式会社(KTC)は、ものづくりの現場でトレーサビリティを実現するシステム「TRASAS」シリーズを発売した。
「TRASAS」には「TRAceability Sensing and Analysis System」の意味があり、工具や測定具にセンシングの要素を取り込み、その測定データをデバイスに送信できるシステム。作業の履歴を自動的に「記録・管理・分析」できる。
ハードウェアである測定具+作業支援デバイス+システムソフトウェアからなり、測定具で測定したデータを無線でシステムソフトウェアへ転送。スマートグラスでのトルク値確認、RFIDタグ付きボルトの使用による締結ボルトの自動認識など多様なIoT技術を用い、産業の現場をインターネットとつなげる。
製品の第一弾として、既存の工具に装着することで、作業トレーサビリティを可能にする「トルクル」シリーズ、自動車整備工場の点検・記録業務における工場全体の「安全」「快適」「能率・効率」を向上させる「TRASAS for AUTO」シリーズをリリースした。
https://youtu.be/k7GTGDyp7oQ
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・京都機械工具(KTC)
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