熱中症により緊急搬送された人の多くが、高温多湿の過酷な仕事場だけでなく住宅から搬送されている。熱中症の予防と対策へのニーズが高まる近年ではすでに様々な対策が実施されていますが、熱中症のリスクは初期段階では目に見えにくく、自覚症状が出た時点ではすでに重症化しているケースが後を絶ちません。
ミツフジ株式会社は、脈拍から深部体温上昇変化を捉えたアルゴリズムを応用した、通信不要で手首につけるだけで暑熱リスクが分かるリストバンド型ウェアラブルデバイス「hamon band」を発売した。
hamon bandは、これまでミツフジが培ってきた着衣型ウェアラブルデバイスから連続した正確な心拍情報をセンシングしデータを解析する技術に基づき、心拍情報から深部体温上昇の変化量を推定できるアルゴリズムを応用して、リストバンド型デバイスへの実装を可能にしたウェアラブルデバイスである。リスク表示に通信を必要としないため、通信環境の良くない現場での利用が可能となった。
なお、hamon bandの希望小売価格は9,900円(税込)である。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。