新型コロナウイルスの拡大と高齢化社会を迎えた日本において、医療・介護の需要が確実に増加する一方、医療現場では人手不足や待遇悪化、長時間労働などが深刻な問題となり、大きな変革が求められている。その解決策として注目されているのが、医療におけるデジタル化であり、医療業界のDXである。
このような背景から、クラウドを用いて医療・ヘルスケア分野のデジタルサービスを開発し、新たな市場に新規参入しようとする企業は増加している。しかしながら、医療情報を扱うクラウドサービスは、医療情報の安全管理に関する国のガイドラインへの準拠が必要となり、参入障壁が高いことも事実である。
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)とドクターズ株式会社は、デジタルヘルスサービスに取り組む企業を支援するため、医療クラウド領域において協業することを発表した。
同協業では、医療の知見を持つドクターズが医療現場に即した事業戦略を立案し、キヤノンITSがガイドライン準拠のシステムを構築、医療情報ガイドラインの適合性診断や関連文書作成支援等を提供する。これにより、医療業界におけるDX実現に向けて、医療現場で容易に利用ができるデジタルヘルスサービスを支援する。
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