株式会社T-ICU(以下、T-ICU)と、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、「遠隔医療におけるエッジコンピューティング技術を活用した情報処理の実現方式」に関して、共同実験を開始したことを発表した。
今回発表された共同実験では、モニタリングセンターからの医師・看護師等による遠隔モニタリングを行う。
具体的には、病院からNTT西日本の閉域ネットワークを介して、サーバーが設置されているエッジコンピューティング拠点まで映像を転送し、T-ICUの技術でその情報処理を行う。(トップ画参照)
共同実験では、遠隔モニタリングに用いる高品質な映像が、病院からNTT西日本の閉域ネットワークへ転送できること、容体悪化の兆候に関して、AIによる推論ができることを評価するとともに、エッジコンピューティング技術に必要とされる要件についても評価を行う。
両社は、こうした取り組みを通じて、医療情報を電子的に管理する上で準拠すべきガイドラインを念頭に、今後遠隔医療を提供する際に必要となる要件や技術課題を把握することを目指してる、としている。
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