医学部の学生は、臨床医に向けたトレーニングとして、模擬患者役の方と実際に医療面接練習を行うが、昨今のコロナの影響により、医療面接練習をすることが難しいケースが発生している。
そうした中、タケロボ株式会社は、京都大学医学研究科医学教育・国際化推進センターのノウハウをもとに「医療面接AIチャットボット」を開発し、京都大学医学部の学生向けに提供を開始した。
「医療面接AIチャットボット」は、タケロボのAIクラウドを利用しており、AIクラウドに京都大学医学研究科が有する患者シナリオを登録・学習することで構築している。
パソコン、スマホ、タブレット等のネットに接続できるデバイスで使用することが可能。入出力も音声対話、キーボード、画面表示があり、利用シーンに合わせて選択することができる。
また、医学部学生用、模擬患者希望者用それぞれに評価ロジックが組み込まれており、終了時に評価結果が提示され、利用者自身で習得度の確認が可能だ。
管理者向けには、利用状況のリアルタイム閲覧、Excelダウンロード機能を提供している。
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