ジェイフロンティアは2月1日、ドラッグストアのサンドラッグとトモズが、同社が提供する医療機関、薬局向けオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」を、調剤薬局専門店舗・調剤薬局併設店舗に導入すると発表した。
「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、自宅やオフィスでオンライン診療、服薬指導の受診、最短で当日中の薬の受け取りができるオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。
患者向けに、かかりつけ医・薬局の登録、くすり手帳の機能や待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備えるほか、病院・クリニック・薬局向けに、予約管理機能や問診票管理機能などを提供する。
サンドラッグは2月1日から、関東・関西エリアの12店舗で先行利用を開始した。同社では厚生労働省の方針に沿って、デジタル通信機器を使った服薬指導を取り入れるなど、患者の利便性を向上する取り組みを積極的に推進。さらなる利便性向上を目指し「SOKUYAKU」を導入したという。
一方、トモズではグループの調剤薬局専門店舗・調剤薬局併設店舗の177店舗に導入した。トモズは、患者の利便性向上に向け、これまで電話での服薬指導や処方薬配送サービスの実証実験を実施。今回、「SOKUYAKU」の処方薬配送対象エリア(東京都全域、神奈川県、大阪市、名古屋市、福岡市、広島市、札幌市)への当日配送サービス、対象エリア外でも翌日に配送される配送網が決め手となり導入を決めたとしている。
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