株式会社MILIZEは、花王株式会社の「仮想人体生成モデル(VITA NAVI)」を活用した、AI健康可視化ツール「健康資産」を開発した。
「健康資産」は、健康診断データや、歩数、体重、睡眠時間、運動量、健康食品の摂取、ライフスタイルの変更などの行動や身体の情報を入力すると、それらを換算して健康資産ランクを表示し、健康資産額を推計する。
健康資産額とは、「平均的な余生の医療費」から「ユーザの予想医療費」を差し引いた金額だ。
「健康資産」では、花王の「仮想人体生成モデル(VITA NAVI)」を用いて、さまざまな行動や習慣、身体の状態の中から病気に関連する可能性の高い項目を参考値として推定して、ユーザの予想医療費を計算している。
今後は、ユーザの健康習慣の維持や、病気に影響を与える可能性のある健康状態の改善を目的とした日々の行動変容を促進する健康レコメンド機能や、毎日の運動量を健康ポイントに換える機能などをリリースする予定だ。
さらに、お金のライフプランシミュレーターである、MILIZE 法人・職域向けサービス「milizePro」や保険管理アプリ「miruho」、公的保障見える化ツール「シラソン」等のMILIZEのFintechツールとの連携や、健康データを持つ企業やヘルスケアアプリ・Webサービス提供企業に対して、API経由での提供も予定しているという。
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