日本電信電話株式会社は、NTTグループのメディカル・ヘルスケア事業に関するアセットやリソースを結集した新会社「NTTプレシジョンメディシン株式会社」を、2024年7月に発足すると発表した。
NTTプレシジョンメディシンは、個人にパーソナライズされた最適な予防や医療を提供する「プレシジョンメディシン」の実現に向け、新たに設立された会社だ。
新会社では、ステークホルダと連携し、個人に紐づいた臨床データや検査データなどのメディカル・ヘルスケアデータを統合的に収集・分析・活用することを推進していくのだという。
NTTグループ各社の検査サービスや電子カルテ事業といった医療機関の業務DX、研究開発支援や治験業務効率化などのノウハウをもとに、データの生成から活用までを一元的に推進できる体制を整える。
また、医療機関等と連携し、メディカル・ヘルスケアデータの生成・収集を行い、製薬企業や研究機関等へデータ流通させることで、予防や治療法の研究開発を支援する。
今後は、NTTプレシジョンメディシンの発足とともに、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社および株式会社クリニカルサポートを子会社化し、2024年10月、NTTデバイステクノ株式会社のモバカル事業を統合することで、新事業を提供できる体制を整える計画だ。
また、グループ内外のプレイヤーと連携していきながら事業を拡大してく考えだ。
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