Rehab for JAPAN、AI動作分析ソフトに立ち座り評価機能を追加

株式会社Rehab for JAPANは、同社が提供するAI動作分析ソフト「Rehab Cloud モーションAI」(以下、モーションAI)において、立ち座り評価機能の提供を開始した。

「モーションAI」の従来の評価項目である「片脚立位バランス」は、評価対象が「片脚立ちができる方」に限定されていた。特に介護現場では、片脚立ちができない高齢者も多く、そうした方々への評価が必要であるにも関わらず、現行の機能では対応できないという課題があったのだという。

そこで今回、幅広い高齢者層を評価対象にできる「立ち座り評価」を新たにリリースした。

「立ち座り評価」では、高齢者の椅子からの立ち座り動作を動画で撮影することで、「下肢筋力」を評価することができる。また、動画を解析すると、約1-2分程度でフィードバックシートや運動プログラムが自動作成される。

評価結果例

なお「モーションAI」では、「5回立ち座りテスト」という広く普及してる評価方法を採用している。この評価は「転倒」「サルコペニア(加齢による筋肉量の減少および筋力の低下のこと)」などの重要なアウトカムと関連する。また、歩行・階段・トイレ動作等の日常生活動作能力とも関連し、高齢者の自立支援において重要な評価となっている。

通常の5回立ち座りテストは、手の補助なし(胸の前で腕を組んだ状態)で実施するが、手の補助なしの場合、実施できる方は限定されてしまう。そこで「モーションAI」では、「手の補助あり」でも評価できる設計となっている。

手の補助ありでも評価可能

さらに、「5回立ち座りテスト」で5回を完了することが難しい場合や、利用者の側で見守りがあった場合でもこれらを考慮した上で、フィードバックシートや運動プログラムを提供することが可能だ。

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