有明みんなクリニック 田町芝浦院は、ポーラ化成工業株式会社と連携し、顔画像から夏場の体調変化に気付きを与えるAIカメラ「カオカラ」の同院入り口へのトライアル設置を、2024年8月1日より開始したと発表した。
「カオカラ」は、顔画像をAIで解析し、顔色や表情、発汗状態をリアルタイムでチェックし、WBGT(暑さ指数)情報と組み合わせて、暑熱環境における適切な行動を4段階の色で直感的に知らせる仕組みを採用しており、使用者の安全管理を支援する。
結果は一元集約され、現場管理者はパソコンなどで結果履歴を確認できる。
今回のトライアルでは、主に同院を利用する子どもや保護者の暑熱環境下のセルフチェックに役立ててもらうとともに、使用性や利用頻度等について検証を行う。
今後、有明みんなクリニックとポーラ化成工業は、今回のトライアル導入を通じて得られたデータとフィードバックをもとに技術改良を進めていく計画だ。また、今後は他の医療施設や公共施設への展開を目指すとしている。
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