株式会社パソナテックシステムズとKDDI株式会社は、株式会社丹後王国が運営する「大手町牧場」内で、バーチャルキャラクター「レナ」を活用した牧場案内システムの実証実験を、本日より実施する。
同実証実験では、大手町牧場の来場者に専用端末を貸与し、バーチャルキャラクター「レナ」が、牧場で飼養している動物の案内や動物にかかわるクイズに加えて、酪農に関する顧客の質問に答える。
また、バーチャルキャラクターとAIを組み合わせることにより提供されるインタフェースを活用したガイド業務の可能性を検証するほか、テクノロジーを使った満足度の高い牧場体験を提供することで、子供や大人も含め大手町牧場を訪れる幅広い顧客に酪農分野への興味・関心を高めるきっかけを提供する。
パソナテックシステムズは、KDDIの持つAIやXRに関する技術を活用し、「バーチャルガイドソリューション (仮称)」を開発し、地方の観光施設における案内業務や、広い施設内の各所で丁寧な説明が求められるガイド業務など、人材の限られる地方を中心とした幅広い導入を目指す。
KDDIは、同取り組みを皮切りに、独自開発したキャラクターAIの提供を開始し、さまざまなパートナーと共同で新たなサービスの企画・開発を推進していくほか、「通信とライフデザインの融合」を推進し、”ワクワクを提案し続ける会社”として、新しい体験価値を創造していくとした。
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・大手町牧場
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