SB C&S株式会社と株式会社ホロラボは、3D CADやBIMで作成した設計データを自動でAR/MRに変換する製造業・建設業向け可視化ソリューション「mixpace(ミクスペース)」のiPad対応版を12月3日から提供を開始する。
mixpaceは、3D CADやBIMで作成したデータをAR/MR対応デバイスで確認が可能なモデルに変換でき、主に設計、製造、建設、配置シミュレーション、施工、保守などのシーンにおいて、リアルスケール及びデジタルモックアップでの活用が容易に実現できる。手作業で数日間かかるAR/MRの変換作業が、最短で約10分で自動完了する。変換されたデータは、日本マイクロフトが提供するクラウドプラットホームMicrosoft Azure上のストレージに保存が可能だ。
また、オートデスクのAutodesk Forgeを採用しており、数十種類のファイルフォーマットに対応しているほか、オートデスクの3D CAD、BIMソフトウェアで活用できる各種データ形式のほか、中間ファイル形式などの主要なファイル形式にも対応している。さらに、クラウドサービスを活用することで、場所や環境を選ばずいつでも利用可能である。
これまで、mixpaceに対応しているデバイスはMicrosoft HoloLensのみだったが、今回iPadに対応したことにより、より多くの企業で導入しやすくなった。なお、iPad対応版のリリースに伴い、より多くのユーザーにmixpaceが利用できるように、価格据え置きのまま従来の契約で利用できるユーザー数を5ユーザーから10ユーザーに変更した。
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