株式会社ワントゥーテンは、既存メタバースの課題を解決する、デジタルツインとAIエージェントの統合ソリューション「QURIOS(キュリオス)」を発表した。
「QURIOS」は、あらゆる空間の体験設計のコンサルティングから開発・実装までを提供するサービスで、現在以下の4つのサービス群が発表されている。
- QURIOS FIELD(キュリオス・フィールド):現実空間とデジタルツイン空間とが相互作用するミラーワールドを構築し、シームレスでインタラクティブな体験を提供するプラットフォーム
- QURIOS BOX(キュリオス・ボックス):プロジェクション技術と360度映像などのコンテンツによる没入型XR空間
- QURIOS CAMERA(キュリオス・カメラ):リアル空間のマーケティングデータを収集し、それらを活用したソリューションを提供する体験型AIカメラ
- QURIOS AGENT(キュリオス・エージェント):ユーザーの必要な情報を予測し、様々な活動をサポートする対話型のAIエージェント
第1弾は「QURIOS FIELD」で、Webで構築されたデジタルツインに、マルチデバイスにて参加することができるサービスだ。
また、AR機能も搭載することで、現実世界からデジタルツインの参加者とコミュニケーションを取ったり、現実世界のリアルタイム配信をデジタルツイン上で行ったりといったことが可能だ。
想定される導入活用例は、博物館や重要文化財(建物)、住宅展示場やそのエリア、ショッピングモールなどでの双方向コミュニケーションが挙げられている。
今後は、今回発表された4つのサービスの他、複数のサービスを展開していく予定で、それらのサービスは「QURIOS」プラットフォームとして相互に連携し、機能を拡張させることができるのだという。
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