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シャープ、スマートフォン接続型の軽量VR用ヘッドマウントディスプレイプロトタイプを開発

シャープ、スマートフォン接続型の軽量VR用ヘッドマウントディスプレイプロトタイプを開発

シャープ株式会社は、スマートフォン接続型のVR用ヘッドマウントディスプレイのプロトタイプを開発した。

このプロトタイプは、VR用軽量ディスプレイや薄型接眼用レンズなどを搭載することで、約175gと軽量なボディを実現している。

ディスプレイは、4K(片眼2K×2)で120Hz駆動だ。

また、ポリマーレンズの採用で超高速オートフォーカスに対応したシャープ独自のRGBカラーカメラモジュールを搭載。現実世界の周囲の様子を映像として取り込んでカラー表示する「カラースルー映像表示機能」や、VR空間上の一部に現実世界の周囲の映像をウインドウ表示する「POPUP映像表示」機能に対応している。

ポリマーレンズの厚みを変化させることでピントを合わせるため、一般的なカメラよりもすばやくピント合わせが可能で、ピントの位置が動いても画角(映る範囲)が変わらないため、映像に酔いにくい特徴がある。

さらに、2つのモノクロカメラを搭載しており、装着者の手の動きを認識してVR上の操作に反映する「ハンドトラッキング機能」にも対応している。

なお、このプロトタイプは、2023年1月5日〜8日に米国ラスベガスにて開催される「CES 2023」に参考出展している。

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