コロナ禍以降、葬儀をインターネットで配信し、葬儀場へ直接参列することが困難な人も参列することが可能になってきている。しかしその後のお墓については、後継者がいない、維持が難しい、遠くて行くことができないなどの理由で、お墓にまつわる問題が増えている。
冠婚・葬祭を行うアルファクラブ武蔵野株式会社は、テクニカルブレイン株式会社が開発した「ネット霊園 風の霊」 の開発・運営に関するシステム一式の譲受契約を締結したと発表した。
「ネット霊園 風の霊」は、仮想現実空間・メタバース上に霊園を設置し、自宅や海外などからパソコンやスマートフォンなどのデバイスでアクセスし、アバターが故人の供養に参列することができる。
同社は2022年秋に葬祭の儀式で使えるNFTデジタルギフトも採用している。お墓離れが進んでいる現在、メタバースがお墓参りの一手段として、今後の供養のカタチの一つになると考えている。
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