荏原製作所は、2022年12月及び2023年1月に同社専用のバーチャル空間上で2024卒向けインターンシップを行った。
インターンシップでは、同社のバーチャル空間(アクアリウムとオフィスルーム)を使用し、選考に通過した約50名の学生全員がアバターとなり、ディスカッションとプレゼンテーションを伴うグループワークを行った。
当日は活発なディスカッションが行われ、メタバースという環境がこれからの新しい働き方の手段としてのポテンシャルを持つことを実証する機会となったという。
参加した学生からは、「オンラインミーティングの環境とは異なり、アバターを使用することで参加者同士の距離感が近く、緊張せずにワクワクしながら参加できた」、「対面やオンラインに加え、メタバースを組み合わせた働き方がしたい」などといった感想が寄せられた。
加えて、「アバターを使用することで可視的な違いによる先入観が無いため、スムーズに会話ができ意見を言いやすい環境だった」といった感想が多数寄せられたという。
同社は、アバターを使用したコミュニケーションでは、人の目に見える違いを排除することができるため、相手の発言内容などのアウトプットにより集中して物事を判断できる環境であることが、これら参加者の感想に繋がったと考える。
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