株式会社インフォマティクスと千代田測器株式会社は、東京鋪装工業株式会社の宮城県内交差点改良工事における、MR(複合現実)技術を活用した建設DX事例を公開した。
今回公開されたMRシステムは、東京鋪装工業株式会社が2022年10月頃より現場に導入した仕組みで、Microsoft HoloLens 2のホログラフィックの投影位置を、測量機器トータルステーションの連携による高精度表示と、位置ズレをリアルタイムに補正する。
活用事例は、工事着手時にHoloLens 2を通して現場を確認し、設計図書と整合が取れているか照査したり、住民にHoloLens 2で完成イメージを説明したり、完成した目的物について、位置や高さが設計通りに施工できているかHoloLens 2で確認を行ったりした。
システムは株式会社インフォマティクスと千代田測器株式会社が共同開発し、特許取得したTS+(ティーエス・プラス)で、Microsoft HoloLens 2専用アプリケーション「GyroEye Holo(ジャイロアイホロ)」のアドオンソフトとして動作する。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。