Matterportは、同社のデジタルツインプラットフォームに、生成AIと建物空間のインサイトを組み込むイニシアティブ「Genesis」を発表した。
Genesisは、Matterportの「Cortex AI」や「Property Intelligence」といったディープラーニングおよびコンピュータビジョンと生成AIを組み合わせたものだ。
例えば、正確な寸法の3D空間から、インテリアを取り除いたり、新たにデザインしたものを表示したりすることができる。
新しいデザインコンセプトや運用時のレイアウトなど、空間利用の要件も、建物のサイズや住宅用・商用といった種別に応じて評価およびカスタマイズされる。
このプロジェクトは、Matterportの人工知能の専門知識と、3D空間データライブラリ(27億平米以上のデジタル化された物理空間データを格納)が基盤となっており、建築物の世界におけるあらゆる物件のマーケティング、管理、再構築を全自動で支援する。
主なユースケースは、「インテリアデザインと空間利用」「設計と建設」「エネルギー効率」「保守と修理」「安全性とセキュリティ」が挙げられている。
また、Genesisをデジタルツインプラットフォームに統合する計画を進めており、2023年末までに初期リリースを行う予定だ。
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