株式会社Moguraは、株式会社デンソーの依頼に基づき、電動化製品ユニットの特徴を伝えるARシステム「空飛ぶクルマAR」を開発した。
「空飛ぶクルマAR」は、デンソーの小型軽量「EPU:電動推進ユニット(Electric Propulsion Unit)」を搭載した空飛ぶクルマ「eVTOL」の飛行イメージを、視覚的に体感できるARシステムだ。
字幕・音声ナレーションは日・中・英の3ヵ国語に対応している。
現地でのAR投影にあたっては、Moguraの開発チームがデンソーの安城製作所を複数回訪問し、「空飛ぶクルマ」と現実空間をどのように重ね合わせるか、センサへの干渉でAR表示に異常が発生しないかなどの環境条件を検討し、改善しながら試作や検証を行ったのだという。
「空飛ぶクルマ」の飛行アニメーションは、3D開発エンジン「Unity」で制作し、試作品に対するデンソーのフィードバックをもとにブラッシュアップを行った。
3Dモデル品質については、大日本印刷、野村不動産、NHKなどの3D作品・映像制作を手掛ける加速サトウ氏が開発に協力している。
なお、「空飛ぶクルマAR」は、デンソーの安城製作所電動開発センターギャラリー内で展示利用が開始されている。
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