東京都は、「デジタルツイン実現プロジェクト」の一環として、デジタルツインの基礎となる都内全域の「3次元点群データ」の整備を進めている。
そして本日、多摩・島しょ地域(小笠原諸島を除く)の3次元点群データを公開し、オープンデータとして活用できるようにしたうえで、「東京都デジタルツイン3Dビューア」に掲載することを発表した。なお、区部の3次元点群データは来年度に公開予定だ。
データの種類は、建物や樹木などの地物の高さを含む地表面データ(DSM)とグリッドデータ、微地形表現図を含む9種類となっている。
なお、今回公開されるデータは、商業利用、学術利用、個人利用など、用途を問わず二次利用可能だ。
活用例としては、測量・工事設計や水害シミュレータの地形データとしての活用、観光案内ルートの作成などが挙げられている。
今後は、このデータをもとに3Dデジタルマップを作成するとともに、防災やまちづくりなど、様々な分野で活用していくとしている。
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